外壁の塗装回数を減らすには、どのようなことをすればいいのかご存じですか？今回は、塗装回数を減らせる方法をお伝えします。
- 高品質塗料を使用する
高品質塗料を使用することで、外壁塗装頻度を減らすことが可能になります。フッ素塗料は耐久性、耐候性が高く、12〜20年と耐用年数が長いという特徴があります。汚れが付着しにくく、もし汚れても雨で洗い流してくれる性能を持っています。また、酸性雨や紫外線にも強いです。
ラジカル塗料は、チョーキング現象を抑えることに特化しており、8〜16年の耐用年数です。他にも、無機塗料は、汚れがつきにくい、断熱効果が高い塗料で、耐用年数もフッ素塗料より長いものが多いです。
【セルフチェックをしよう！】
外壁は塗装によって、雨や風、紫外線、砂、ホコリ、害虫などさまざまなものから守られています。外壁塗装を疎かにしていると、これらの外部刺激から外壁を守れなくなってしまうのです。外壁にヒビが入ってしまったり、遮熱、断熱効果が低くなったり、雨漏りがしたり、建物自体の劣化につながっていきます。塗料の種類にもよりますが、10年が経過する頃にはセルフチェックしておくと良いでしょう。建物を触った時、手に白い粉がつくようならチョーキング現象が起こっています。塗料の劣化により、表面に粉が浮いているのです。
塗料の種類は非常に多くあります。コスパ重視で行くのか、少し高くても耐久性重視でいくのか、住んでいる地域の気候にあわせるのか、選び方は多様にあります。長く住み続けるためにも、外壁寿命をのばすために高品質施工で塗料にこだわってみるのも良いでしょう。施工費用は少し高くなりますが、塗装頻度が低くなり、長い目で見るとコスト削減につながるかもしれません。
