1.外壁塗装の塗料選びは塗料の種類や機能性で決まる
外壁塗装の塗料には、たくさんの種類があり、その塗料の中から自宅の外壁に合った塗料選びをするために、どんな種類や機能性があるのかを知っておくといいでしょう。何故なら、外壁の耐用年数は住んでいる地域によっても違いが出てくるためです。紫外線の強い地域や台風が多い地域では、色あせに強い塗料を選ぶのがおすすめです。道路沿いの建物には排気ガスや汚れに強い塗料、海沿いの建物なら錆に強い塗料など、塗料の機能によって使い分けることができます。
2.外壁塗装の前に塗料の種類や特徴を知っておく
塗料にはグレードがあり、人工樹脂の種類によって耐用年数や価格に影響が出ます。さらに、塗料の溶剤も、油性塗料と水性塗料に分かれています。人工樹脂を溶かすときに有機溶剤を使うのが油性で、水を使うのが水性です。油性塗料はにおいがきついですが、丈夫で長持ちする特徴があります。水性塗料はにおいも弱く、価格的にリーズナブルで、環境にやさしいといった特徴があります。
また、塗料選びは1液型と2液型に分けられます。1液型と2液型とは塗料の混ぜ方の違いを表し、すべての塗料にこの分類が当てはまります。1液型は塗料缶に有機溶剤か水を混ぜるだけで使用できます。2液型は主材と硬化剤を混ぜ合わせて塗料を作り、そこに有機溶剤や水を入れて使用するタイプです。
面積が大きいので、料金的に1液型の方がお値打ちに出来ますが、耐用年数を考えると2液型の方がメンテナンス費用を抑えられる可能性があります。
たくさんある塗料ですが、自分が使いたい部分に合わせた塗料選びができると安心です。
