ペイントホームズ
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外壁の色決めは色の面積効果を考え大きな塗板や色見本を使おう

*面積効果がある事を頭に入れておきましょう

色には面積効果があります。この効果は小さいサンプルで見た色が大きな面積で見たときに見え方が変わることです。小さいサンプルでは捉えられない色の明るさや深みが、広い範囲に塗布されたときによりはっきりと現れるため、色見本で見た色が実際に外壁などの大きな面に塗られるとイメージとは異なる印象になることがあります。

 

このことは建物の外壁の色を決める際に重要です。小さい色見本で気に入った色も、実際に建物全体に塗ると見た目が大きく変わる可能性があるため、色見本だけで色を決めてしまう方法には慎重になる必要があります。

 

少しでも色選びの失敗リスクを減らすポイントとして、自然光の下でも人工光の下でも変化が少ない中間色を選ぶことが挙げられます。淡いグレーやベージュ、柔らかな青などは小さいサンプルで見たときと実際に外壁に塗ったときとで印象が変わりにくい色です。また、周囲の環境にもなじみやすいため、景観との調和を考慮した色選びにもおすすめです。

 

*A4サイズの塗板サンプルがおすすめ

建物の色決めにおいては色見本やカタログを用いることが一般的ですが、その中でもA4サイズの塗板サンプルがおすすめです。色を大きく見ることができるので、より実際の外観に近い印象を把握しやすくなります。

 

また、塗板サンプルを実際の外壁にあてて確認しやすいので、周囲の環境やほかのデザインとの調和を視覚的に判断しやすくなります。最終的な色決めにおいて非常に有効です。

 

色決めのプロセスでは、単に色見本で選ぶだけではなく実際の建物に塗ったときの外観をできるだけ正確に予測しやすくすることが大切です。面積効果を理解して、大きなサンプルを使って決めることをおすすめします。