屋根は日々、雨風や紫外線にさらされており、特に金属製の屋根は錆(サビ)が発生しやすい部分です。錆を放置すると、屋根材の強度が低下し、最悪の場合は穴が開いて雨漏りの原因にもなります。 そのため、屋根の塗装を行う際には、適切な錆止め作業が必須! 本記事では、屋根の錆止め作業の重要性や手順、注意点について詳しく解説します。

屋根の錆止め作業が必要な理由
金属屋根には主にトタン屋根やガルバリウム鋼板などがありますが、どの素材も時間とともに酸化し、錆が発生します。錆が進行すると以下のような問題が起こるため、定期的なメンテナンスと錆止め塗装が重要です。
✅ 屋根の耐久性を維持:錆が進行すると屋根材が脆くなり、穴が開く原因に。適切な錆止め処理を行うことで、屋根の寿命を延ばせます。
✅ 塗装の密着力向上:錆止め塗料を塗ることで、次の塗装(下塗り・上塗り)がしっかりと密着し、剥がれにくくなります。
✅ 美観を保つ:錆が発生すると、屋根の見た目が悪くなるだけでなく、建物全体の印象も悪くなります。定期的な塗装で美しい外観を維持できます。
屋根の錆止め作業の手順
① 高圧洗浄・ケレン作業
まずは、屋根に付着した汚れや古い塗膜、錆を除去する作業を行います。錆が軽度の場合はワイヤーブラシやサンドペーパーを使用し、重度の場合は電動工具を使ってしっかりと削り落とします。
② 錆止め塗料の選定
錆止め塗料には様々な種類がありますが、以下のものがよく使用されます。
エポキシ系錆止め塗料:耐久性が高く、密着性に優れている
油性(溶剤)タイプ:防錆効果が強く、屋外に適している
水性タイプ:環境に優しく、施工しやすい
③ 錆止め塗装(下塗り)
選定した錆止め塗料を均一に塗布します。塗りムラがあると防錆効果が弱くなるため、刷毛やローラーを使って丁寧に塗ることがポイントです。
④ 乾燥時間を守る
塗料ごとに乾燥時間が異なるため、メーカーの指示に従ってしっかり乾燥させます。乾燥が不十分なまま次の工程に進むと、塗膜の剥がれや耐久性の低下につながるので要注意!

錆止め作業のポイントと注意点
🔹 錆がひどい場合は補修が必要
すでに錆が進行している場合は、錆止め塗装だけでなく、補修や交換が必要なケースもあります。特に穴が開いている場合は、部分補修やカバー工法を検討しましょう。
🔹 適切な天候で作業を行う
湿度が高い日や雨の日は、塗料がうまく乾かず密着が悪くなるため、晴れの日に作業を行うのがベストです。
🔹 安全対策を徹底
屋根作業は高所作業になるため、安全帯(ハーネス)やヘルメットを着用し、落下事故を防ぎましょう。
次の工程:屋根の下塗り~上塗りへ!
錆止め塗装が完了したら、次は屋根の下塗り・上塗りを行います。下塗りをしっかり行うことで、塗膜の密着度が向上し、仕上がりの美しさや耐久性が大きく変わります。次回の記事では、屋根の下塗りから上塗りの工程とポイントについて詳しく解説するので、ぜひチェックしてください!
まとめ:屋根の錆止め塗装で劣化を防ごう!
屋根の錆止め作業は、屋根の耐久性を高め、長持ちさせるために欠かせない工程です。定期的に錆止め塗装を行い、屋根のコンディションを維持することで、大掛かりな修繕を防ぎ、建物全体の寿命を延ばすことができます。
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