今回は、I様邸にて行った屋根塗装の様子をご紹介します。
前回までの記事では、外壁塗装の完了と付帯部の塗装、最終チェックの内容をご紹介しましたが、今回はいよいよ屋根の塗装に着手いたしました。
(前回の様子はこちらをクリック)
屋根は、建物の中でもっとも紫外線や雨風の影響を受けやすい部分。しっかりとした塗装メンテナンスによって、雨漏りや劣化を防ぎ、長期間にわたり建物を守ることができます。
■ まずは下塗り|屋根材に合わせた専用プライマーを使用
I様邸の屋根はスレート屋根(カラーベスト)で、経年による色あせや汚れ、表面の劣化が見られました。
まずは高圧洗浄で汚れや旧塗膜をしっかり落とし、乾燥後に専用の下塗り材(シーラー)を丁寧に塗布しました。
下塗りは、屋根材と塗料の密着性を高め、塗料の吸い込みムラを防ぐ役割があります。
特にスレート屋根は劣化が進むと吸い込みが激しくなるため、下塗りをしっかり入れることが耐久性向上のポイントです。
■ タスペーサーで縁切り処理|屋根塗装における大事な防水対策
下塗り後、I様邸では「タスペーサー」という部材を使用して「縁切り作業」を行いました。
タスペーサーとは、屋根材の重なり部分に一定の隙間を確保するための専用部材です。
この作業を行わないと、塗料で屋根の隙間が塞がれてしまい、雨水の逃げ道がなくなり、内部で雨漏りや湿気がたまりやすくなるリスクがあります。
縁切りは、スレート屋根の塗装には欠かせない重要な工程のひとつです。
■ 中塗り・上塗りで美観と耐候性を確保
タスペーサーの設置が終わった後、下塗りが十分に乾いたことを確認し、中塗り・上塗りへと進みました。
使用した塗料は、高耐候性のシリコン樹脂塗料で、耐UV性・防カビ性・耐水性に優れたタイプです。
中塗りでは塗膜の厚みをしっかり確保し 上塗りでは美しいツヤと均一な色合いを仕上げました
I様が選ばれたのは、セピアブラウン。外壁のレモンともバランスがよく、建物全体に統一感が生まれました。
■ 屋根塗装も3回塗り+縁切りで長持ちする仕上がりに
今回の屋根塗装では、
下塗り タスペーサーによる縁切り 中塗り 上塗り
という、屋根をしっかり保護するための基本工程を丁寧に施工しました。
塗った直後だけでなく、5年後、10年後も安心して暮らせるような仕上がりを目指すことが、弊社のポリシーです。
■ 津市で屋根塗装をご検討の方へ
三重県津市は、夏は日差しが強く、梅雨や台風シーズンは降雨量も多い地域です。
屋根のメンテナンスを怠ると、気づかないうちに雨漏りや腐食が進行してしまうこともあります。
弊社では、屋根材の状態や築年数に応じて、最適な塗装プランをご提案しています。
「屋根の色を変えたい」「メンテナンス時期がわからない」など、どんなお悩みもお気軽にご相談ください。
\津市で屋根塗装なら、実績豊富な私共にお任せください!/
▶無料診断・見積もりは[お問い合わせフォーム]よりお気軽にどうぞ!
戸建て住宅はもちろん、アパートや工場、店舗など、さまざまな建物にご対応しております。
無料のお見積もり・劣化診断・カラーシミュレーションもご用意。
「塗装したいけど、何から始めればいいの?」という方も、安心してご相談ください!
お問い合わせはHPもしくは、フリーダイヤル☎(0120-928-463)へ。
大切な建物を守るお手伝いをいたします。