先日より着工しております、現場の進捗をご報告いたします。今回は、建物全体の高圧洗浄から始まり、今回はコーキングの施工、そして屋根および下屋(げや)の下塗り作業までを行いました。
まず、高圧洗浄では、屋根と外壁に長年蓄積された汚れ、カビ、コケ、埃などを徹底的に洗い流しました。塗装の密着性を高め、仕上がりの耐久性を左右する非常に重要な工程です。見た目にはわかりにくい汚れや劣化した旧塗膜も、高圧の水でしっかりと除去し、次の工程に備えました。
次に行ったのが、コーキング(シーリング)作業です。既存のコーキング材は劣化が進んでおり、ひび割れや硬化が見られたため、すべて撤去した上で打ち替えを行いました。目地部分は建物の動きによって微細なズレが生じるため、柔軟性と耐久性に優れた高性能の変成シリコン系コーキング材を使用しています。サッシ廻りや取り合い部分も丁寧に養生しながら、隙間なく施工いたしました。
そして、屋根と下屋の下塗り作業に入りました。下塗りは、旧塗膜や素地との密着を強める“接着剤”のような役割を果たす工程です。今回は、下地の状態をしっかりと確認した上で、専用の下塗り材を選定し、塗りムラのないように丁寧にローラーで施工しました。下塗りをしっかりと行うことで、後の中塗り・上塗りの発色や仕上がりの均一性、さらには長期的な耐候性にも大きな違いが出ます。
ここまでの工程を丁寧に行うことで、今後の塗装仕上がりに大きな差が出るため、見えない部分こそ手を抜かず、確実な施工を行っています。次回は中塗り・上塗り工程へと進んでまいります。屋根全体に美しさと機能性を取り戻す仕上がりを目指し、引き続き安全第一で作業を進めてまいります。
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