津市のN様邸外壁塗装工事、前回の高圧洗浄に続いて、今回はコーキング(シーリング)撤去から新規充填までの工程をご紹介します。外壁塗装において、コーキングの打ち替えはとても重要な作業です。目に見えにくい部分ですが、建物の耐久性を左右する大事なポイントでもあります。
- コーキングの劣化は家のサイン
まずは既存のコーキングの状態をチェック。N様邸でも築年数の経過とともに、コーキングにひび割れや剥がれが見られました。このまま放置すると、雨水が外壁内部に浸入し、内部の腐食や断熱材へのダメージにつながるおそれがあります。特に外壁の継ぎ目や窓まわりのコーキングの劣化は雨漏りの原因にもなるため、早めの対処が大切です。 - 古いコーキング材をしっかり撤去
最初に行うのは既存のコーキング撤去作業です。カッターなど専用の道具を使い、古いシーリング材を丁寧に取り除いていきます。このとき、外壁材を傷つけないよう細心の注意を払いながら作業を進めます。コーキングの打ち替えは、「既存撤去」がしっかり行われてこそ、新しい材が長持ちします。

- マスキングテープで養生作業
コーキングを充填する前に、外壁の両側にマスキングテープを貼り、仕上がりラインを整えます。美しくまっすぐなラインを出すためにも、この養生作業はとても重要です。見た目の美しさだけでなく、余分な場所への付着も防ぐ役割を果たしています。

- プライマー塗布で密着力をアップ
次に行うのがプライマーの塗布作業。これは、外壁とコーキング材の密着性を高めるための下処理材です。塗りムラがないよう丁寧に施工し、コーキングが剥がれにくく、長期間しっかりと機能するようにします。

- 新しいコーキング材を充填
プライマーが乾いたら、いよいよ新しいコーキング材を打ち込んでいきます。気温や湿度、目地の幅などに応じて、最適なコーキング材を選定。弾力性と耐久性に優れた高品質な材料を使用し、隙間なくしっかり充填します。その後、専用のヘラで均一に押さえていき、表面を滑らかに仕上げていきます。

- 養生テープをはがして仕上げ確認
コーキング材が固まる前にマスキングテープを剥がし、美しいラインが出ているかをチェック。細部まで確認し、気泡や凹みがあれば丁寧に手直しをします。これでコーキング打ち替え作業は完了となります。
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