軒天(のきてん) とは、外壁と屋根の間にある天井部分のこと。外観の美しさはもちろん、湿気や雨風から家を守る重要な役割を果たしています。軒天の塗装が劣化すると、カビや剥がれが発生し、最悪の場合、家の寿命を縮める原因になります。今回は 軒天塗装の流れとポイント を詳しく解説します!
✅ 軒天塗装の流れ
① 高圧洗浄・掃除
軒天は湿気がこもりやすく、カビやホコリが溜まりやすい場所です。塗料の密着を高めるために、高圧洗浄やブラシで汚れをしっかり落とします。
② 下地処理(ケレン・補修)
塗膜が剥がれている場合は、ケレン作業(表面を削る作業)を行い、ひび割れがあれば補修材で修復します。下地を整えることで、塗料の密着が向上し、耐久性がアップします。
③ 下塗り(シーラー・プライマー塗布)
軒天の素材によって適した下塗り材を選びます。たとえば、ベニヤやケイカル板(ケイ酸カルシウム板)の場合は吸い込みが激しいため、シーラーを塗布して塗料の密着を高めます。
④ 上塗り(2回塗り)
下塗りが乾燥したら、仕上げの上塗りを2回行います。塗膜を厚くすることで、耐久性が向上し、ムラなく美しい仕上がりに。防カビ・防湿効果の高い塗料を使用することで、長期間キレイな状態を維持できます。
⑤ 仕上げ&最終チェック
塗りムラや塗り残しがないか、仕上がりを最終確認。キレイに仕上げて施工完了です✨
軒天塗装のポイント
✅ 防カビ・防湿塗料を使用する
軒天は湿気がこもりやすいため、 防カビ・防湿効果のある塗料 を選ぶことが大切です。適切な塗料を使うことで、カビの発生を防ぎ、美しさが長持ちします。
✅ 汚れが目立ちにくい色を選ぶ
軒天の色は 白・ベージュ・アイボリー などの明るめの色が主流です。明るい色は汚れが目立ちにくく、外壁とのバランスも取りやすいメリットがあります。
✅ 定期的なメンテナンスが長持ちの秘訣
軒天の劣化を放置すると、雨水の侵入や外壁の劣化につながる可能性があります。 10~15年ごと の定期的な塗り替えをおすすめします。
軒天塗装の必要性とメリット
✔ 家全体の美観を向上させる
✔ 湿気対策・カビ防止で清潔な状態をキープ
✔ 雨漏りのリスクを低減し、建物の寿命を延ばす
「軒天の塗装が剥がれてきた」「黒ずみやカビが気になる」といったお悩みがある方は、 無料診断・お見積もり を承ります!お気軽にご相談ください✨